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5.1 FTPとtelnet

 もともとネットワークの大きな目的というのは、リソースやデータを共有することである。TCP/IPによって構成されたインターネットやLANで接続されたネットワークにおいて、データの共有を目的として作られたのがFTPであり、またリソースの共有を目的として作られたのがtelnetである。すなわち、FTPとは文書データやプログラム等のファイルを共有するものであり、telnetとはCPUやHDD等の環境を共有するものであると言い換えることができる。

FTPとtelnetはTCP/IPのネットワークにおける最も基本的なアプリケーションで、最近のOS、例えばLinuxなどではネットワークの設定を済ませると、一般的に自動的に使えるようになる。ただし、この時使えるのは、共有されている物を利用する機能で、共有を提供する事はできない。FTPに関して言えば、ほぼ全てのOSにおいて共有を提供する側の機能をつけることができるソフトウェアが開発されている。一方telnetの場合は、Linux等のUNIX系OSでは共有を提供する側としても使うことはできるが、WindowsやMacintoshでは共有を利用する機能を持たせることが可能であるが、一般に共有を提供する機能はもたせられない。