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IPはコネクションレス型のプロトコルであり、信頼性のある通信を行うようには設計されていない。つまり、IPパケットの送信時にエラーが起きても送信元ホストはその事実を知る事ができない。このようなエラーメッセージや制御メッセージを送信元に通知するのがICMP(Internet
Control Message Protocol)の役割である。ICMPはRFC792で規定されている。
ICMPはIPと同じネットワーク層のプロトコルだが、ICMPメッセージは必ずIPヘッダを利用して送信される。図2.1.1にICMPパケットを示す。ICMPパケットをIPパケットに実装するときは、IPヘッダのTOSフィールドには全て0が入り、IPヘッダのプロトコルフィールドには1が入る。また、IPデータフィールドにICMPヘッダとICMPデータが入る。
ICMPヘッダの最初のフィールドはTypeである。このフィールドの値はこのICMPパケットはどのメッセージなのかを表す。メッセージタイプごとの違いを次の節で説明する。
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